コーネルの箱
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今年は人生の大きな変化が起きていて、毎日色々な感情を味わっています。
8月には、友達とグループ展をします。もう一つ、eco展というイベントにも作品を出す予定、さらに秋にもグループ展の予定があります。ひたすら描かなくては…。

今は、とてもきれいな人を描いています。佇む姿が物語のような人なので、その存在を描きたいのです。男性の画家が女性のモデルさんを描くことが多いけれど、私は逆に男性を描きたいと思っています。もちろん女性も描きますが、異性を描くのは、同性を描くのとは全然違います。違うことの驚きが面白いのです。

それに、女の人たちも、美しい男の人の絵を見て楽しんでもいいでしょ。だから、女性たちに捧げる気持ちも込めて描いています。タイトルは、ジャン・ジュネの言葉をちょっと引用しています。個展のときに発表…ですね。


さて、今日は本当に久しぶりに気分転換をしてきました。千葉の佐倉にある川村記念美術館に行ってきました。友達に運転してもらったので、私は久しぶりに助手席に座るという恩恵を受けて、ゆったりと幸せでした。

緑の量がすごくて、池には噴水、白鳥もいて、スワン・シュークリームの形そっくりに浮かんでいました。

美術館に展示してあったのは、ピカソ、モネ、マチス、レンブラント、ラトゥールや、俵屋宗達、尾形光琳、上村松園などの有名どころや、現代美術もあり、すごかったです。レンブラントの人物、やられました。

そして、一番の目的は、「コーネルの箱」です。このコーネルという人は、仕事の合間に、色々な素材を集めて、それで箱を作ったのです。それが、なんとも不思議な味わいがあって、お洒落で、あたたかくて、さびしくて、良い意味で少し変なのです。

作品の横には、高橋睦朗さんの詩があって、それが作品にぴったりなのです。言葉って、こんなに美しくて良い物だったのかと、いつも自分が話している言葉と同じとは思えないくらいの色あいの言葉の数々でした。

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これが図録なのですが、なんとこの本は、昔の西洋の本のように、頁が切れていないのです。だから、自分でペーパーナイフかカッターで切らないといけなくて、さっきやっと全部切りました。なんという粋なはからいでしょう。

破れたらどうしようと思いましたが、なんとかうまく切ることができました。

初夏の光の中で、テラスでのんびりして、たくさんの緑に癒されて、夢のような一日でした。そうそう、帰り道に遠くの空にたくさんの天使の梯子(雲間から光が差し込んでいるの…)が見えました。きっと祝福です…。
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by *mino* | by sakuradome | 2010-05-15 02:49 | 日常
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