山月記の挿し絵
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今月(実際は1月号)の月「到知」の『人生を照らす言葉』のテーマは、中島敦の「山月記」でした。

これは、なかなか苦労しました!中国の古典「人虎伝」を下敷きに書かれた昭和初期の小説で、主人公が、虎になってしまう話ですので、そのまま虎を描くというのはどうなのかと悩みました。

主人公の臆病な自尊心と尊大な羞恥心と、コントロールしがたい欲望が、虎という猛獣によって象徴されていますが、最後には自己の弱さを受け入れた姿として、尊厳を取り戻した主人公の姿を絵にするのは…、決して簡単なことではなく…。

虎の姿になった主人公が叢に潜んでいる姿を思い浮かべ、虎の模様と草の形を重ね、虎の目の表情で、主人公の様々な思いをあらわそうと思いましたが、結構今回は苦しみました。

もっと強くシャープに描きたかったのですが、時間切れです。

また頑張ります。

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by *mino* | by sakuradome | 2011-11-09 16:57 | ペン画
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