油彩では、グリザイユといって、あらかじめ白と黒で下地を描き、乾かしてから上層描きをする古典技法がありますが、水彩でもグリザイユをやらせてもらいました。 赤やグリーンで下地を描く場合は、カマイユとかベルダイユと言うようですが、何にせよ、一色で陰翳をつけておくのです。 そうすると、上層描きをしたときに、透明水彩だと下の色が透けて見えるので、とても面白い効果があるんですね。 これまでブルー系や茶系でやったことはあるので、今回はちょっと趣向を変えて赤紫、ウインザー&ニュートンのペリレーンバイオレットという色でやってみました。 なかなか、濃い部分が出しにくく、苦労しましたが、練習ということで色々挑戦です。 これを利用して、色々雰囲気のある絵が描けそう。全部にグリザイユをするのではなく、物によってやるのも良いかも。…というのは、果物などカラフルなものだと、少し色が妙になる可能性もあるのです。 でも、それを逆に利用するのも面白い気がします。まだ、自分のものにできていないけれど、これは幅広い表現ができそうです。 by *mino* |
by sakuradome
| 2012-06-02 17:50
| 水彩画
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