次回の月刊「到知」の鈴木秀子先生の「人生を照らす言葉」の挿絵です。 今回は、川端康成の「掌の小説」の中の「有難う」という短編です。 川端康成は両親と早くに死別し、預けられた祖父母も亡くなり、最後は自ら命を断ちましたが、そんな彼が生涯追い求めたものとして、「有難う」という言葉や、「伊豆の踊り子」に出て来る「いい人はいいね」という言葉。 今回も、鈴木先生の解説は素晴らしくて胸を打たれます。 でも、これを絵にするのは、もうもう、本当にもう…。 それで、踊りでいう当てぶりになっちゃいました。 この小説に出て来る乗合自動車です。本当は、そこに登場する「ありがとう」といつも言う運転手さんや、娘を売らなければならない母親と、その娘…など切ない人間模様があるのですが、今回は力不足でした〜。 ふと見たら、この連載も47回とありました。私は確か最初から挿絵を描かせていただいているから、そんなに描いたのかな? ありがたいことです。 by *mino* |
by sakuradome
| 2012-09-14 22:26
| ペン画
|
カテゴリ
以前の記事
2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2010年 12月 2010年 09月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 検索
フォロー中のブログ
外部リンク
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||