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斎藤茂吉「死にたまふ母」の挿絵
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1月号の月刊「到知」、鈴木秀子先生の『人生を照らす言葉』のテーマは、斎藤茂吉の歌集「赤光」に収録された「死にたまふ母」という歌です。

母親の死に直面し、正面から向き合い、それを受け入れ、苦難と思われることを乗り越えて行く姿を茂吉の歌数首から私達の人生と照らし合わせる内容です。

まさに母親が亡くなったときの歌が次の作品です。

のど赤き玄鳥ふたつ屋梁にゐて
足乳根の母は死にたまふなり

これは、読み方から調べないと…という状態でして、玄鳥というのはつばめ、読み方はつばくらめ、屋梁は“やね”ではなく、“はり”と読むようで、足乳根はたらちね、母親の枕詞ですかね。

これをどう絵にするか、本当に悩みましたが、母親の愛情を描きたいと思いまして、こんな感じになりました。

これだけの小さなカットを描くのに、毎回のたうち回ってます。

これは本当にありがたいことでして、勉強になります!

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by *mino* | by sakuradome | 2012-11-10 02:52 | ペン画
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