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by *mino* |
花の色
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油絵ばかり描いていたので、水彩画の練習中です。

今年は、ありがたいことにグループ展を初夏と秋に予定しています。さらに、4月25日から、あるイベントに水彩2点、8月にも油彩1点を出す予定で、そろそろどんどん描かないといけません。

それで、水彩画を練習しているのですが、やっぱり水彩って難しいんです。
描き直しができないし、あらかじめ、白い所や明るい所は残さないといけないので、ある程度の計算をしないといけません。

…っていうか、計算なんてできる頭ではないので、明るい所は残して…というくらいの感じですが。

描きながら、「あ~、なんて下手くそなんだ~」と頭を抱え、とほほな気分になったので、少し休憩。

今年は人物を描きたいと思っています。どんなテーマで描くか、どんな描き方にするか、支持体はどうするか、あれこれ考え中。

こうやって考えているときが、至福の時…。
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by *mino* | by sakuradome | 2010-03-30 19:06 | 水彩画
冥土の土産というか夏の思い出というか…
http://cc.musabi.ac.jp/introduction/syllabus/sogo/kaigakenkyu1.html

武蔵美のサイトに、またまた私の絵が載っていると友達が教えてくれました。
見てみると、一番上のテンペラの模写は確かに私の描いたものです。

わ~恥ずかしいなあと思いつつも、その夏のスクーリングのときのことが、一気に思い出されました。

このテンペラの授業は、大きな部屋に100人くらいの生徒が一堂に会して、支持体作りから額を作り、模写をして、金箔をはって磨いて…という作業を6日間でやっていきます。

金箔を貼るときは、エアコンの風で箔がとんでしまうので、エアコンを止めるんですね。真夏にですよ。作業の量がたくさんあるので、6日間でも必死でした。

私は仲の良い友達と同じグループになったので、皆で黙々と作業をしたり、途中でおしゃべりをしたりするのも楽しくて、本当に良い思い出です。

私は時々前世でも、工房かなにかで絵を描いていたんじゃないかなと思うことがあって、皆で作業をしているときに、ものすごく懐かしい気持ちになったのです。もしかしたら、この仲間と同じようなことを以前もしていたんじゃないかと、妄想かもしれないけれど感じて、妙にしみじみと嬉しかった記憶があります。

大学のサイトに載ったのは、冥土の土産だなあと思いつつ、何よりもあの夏の思い出がキラッキラで大切に心の中にしまってあったので、ありありとそのときのことに思いを馳せることができて嬉しかったです。

この授業が、一番楽しかったんじゃないかな。
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by *mino* | by sakuradome | 2010-03-24 18:36 | 油彩画
卒業制作
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去年からとりかかっていた卒業制作、とうとう終わりました。そして、無事卒業しました。卒業式、とても面白かったです。武蔵美の卒業証書って、和紙でできていて、さすが美大というお洒落なものでしたよ。

一枚目の鳥は、本物の雉を見て描きました。要は鳥の死骸ですから、怖かったけれど、実物を見て描く幸せを味わうことができました。自然のものは本当に美しいのです。大切な命、一生懸命描きました。
子供の頃に、よく探検と称して、近所を歩きまわりました。そのときに、水路があって羽根が流れてきたのです。少し上流で、おじさんが鳥の羽根をむしっていたのです。それが、子供心にとても印象に残っていました。そして、さらにいくと西洋館のような廃屋があって、その中には階段があり、そこに住んでいた人の気配がありました。どんな人が住んでいたんだろうと想像力をかきたてられました。ほこりだらけでしたが、その景色がいつも心にあって、それを外に出したくて描いたものです。

二枚目は、この現実の世の中って、時間と空間が私たちを制限しますね。その感覚を絵にしたかったのです。フレームや時計、知識を表す本、古い物たち…。布で包んでいるのは、息苦しさと、そこから解放されたい気持ちですかね。実は、この時計、ネットでルーブルホテルの時計のレプリカを注文したのですが、なんと、でっかい時計が届いてしまって、たまげました。サイズをよく見なかったのです。でも、絵のモチーフとしては良かったかな。グリザイユという古典技法で描きました。

ブログもとても書けないほど、今年に入ってからは、とにかく絵を描きました。すぐ近所のスーパーに買い物に行く以外は、ほとんど家に引きこもっていたので、卒制提出後に久しぶりにお化粧したときに、手順があやふやになったほど。すっぴん率が高くなりましたが、人って構わないと簡単にぼろぼろになりますね。夜型なので、夜中一番集中して描きました。朝方まで描いて、昼近くまで寝て、食事して、また描いて…という生活でした。

音楽を聴きながら、日曜の夕方などに描いていると、なんとも幸せな気持ちになりました。提出したときは、本当にやりきったと思ったし、誰に何を言われても悔いはないと思いました。
でも、やはり人の評価も気になるんだなあという体験もしました。

卒業式で卒業証書をもらったときは、嬉しかった。でも、この紙切れ一枚のために、あんなにがんばった私は何が欲しかったんだろうとも思いました。

不思議なのですが、充実感、終わった安堵感、達成感などがある中で、なんともぽっかり穴があいたような空虚感というのかな、なんとも茫然としている自分もいます。色々な感情があって、それを自分の中で整理しきれない感じです。変に虚しいような気持ちが出たことは、自分でもとても意外でした。燃え尽きたのでしょうか。

お友達が教えてくれたのですが、武蔵美のサイトの卒業制作展風景に私の絵が映っています。右の列の上から四番目ですね。こんな感じで展示されていました。

http://cc.musabi.ac.jp/whatsnew/100315.html


3月いっぱいはのんびりしようかと思います。4月からは、また制作する予定。8月には企画展、初夏には友達三人でグループ展の予定です。

春ですね~。卒業したからって、急にどうこうなるものではなく、これからなんだなあと思います。あんなに夢に見た美大卒業でしたが、あ~、何も変わらないんです。もちろん、100号2枚描いたということは、大変勉強になったし、色々わかったこともたくさんあります。描き終わったとき、こんなにやれたんだから、なんでもできるという気になったほどです。

でも、これからも、今までと同じように、コツコツと絵を描いて行くのでしょう。もう課題とか試験やレポートがないのは嬉しいな。

色々な感情を味わいながら、少し茫然としつつ、この3月を過ごしています。
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by *mino* | by sakuradome | 2010-03-22 23:16 | 油彩画